レーシックが失敗しない理由はあるのか?

■ レーシックの失敗

レーシックで失敗するといえば、やはり失明するということになるでしょう。しかし結論から言うと、レーシックの手術を受けて、失明することはありません。

なぜそのように断定できるのかと言うと、そもそもレーシックの手術とは、角膜の手術であって、網膜になんらかの処置を施すわけではないので、理論的にみても失明することはありえないのです。

女性目の部位の名称で「網膜」「角膜」という言葉は、小学校の理科で教えてもらうので、詳しくは知らなくても、誰もが知っている言葉でしょう。しかし、それらはそれぞれ目のどの位置にあり、どのような働きをしているのかを、ご存知でしょうか。

網膜とは、人間が目で物を見るために必要な眼球の後部分の内壁を覆う薄い膜状のものです。そして、角膜とは、眼球の前部分を覆う透明な膜のことを言います。

もっとわかりやすくカメラで例えると、網膜とは、カメラの中の電子機器にあたり、角膜とは、カメラの外側についているレンズということになるでしょう。

■ 角膜を削るとは

レーシックとは、角膜を薄く削り屈折率を変えることによって、視力の回復させる手術です。そのため、眼球の内部や網膜に、一切影響を与えることがないので、失明することもないというわけなのです。

また、レーシックの手術では、角膜を薄く削るという作業は、人間の手で行うのではなく、オートマチックによりレーザーで削っていきます。

そのため、レーザーが失敗して他の部分を削ってしまうとはありえないことなのです。また、これまでレーザーで他の部分を削ってしまった、ということも起こっていないのです。

さらに、レーザーを当てるということは、角膜だけに影響があるもので、眼球の内部や網膜にレーザーが影響を及ぼすことはないそうです。

■ レーシックの事故

女性レーシックの手術で、失明することはありません。もしそんなことが実際に起こっていたら、凄い事件になっていますし、全国のレーシック医院も潰れてしまっているでしょう。しかし、だからと言ってレーシックには何に事故も起こらないのか、と言うとそういうわけではありません。

レーシックで起こる事故や失敗には、「角膜感染症」があります。これは、角膜に細菌やウイルスが入り込み、痛みや痒み、そして角膜の白濁といった症状があります。

そのようなことにならないためには、レーシックの手術を受ける時に、対応のしっかりとした眼科を選び、医師の指示に従うことが大切ですね。

ネット上では品川近視クリニックや錦糸眼科などが叩かれていますが、実際には大手よりも小さな眼科の方が危険性は増します。本当に安全はどうかは、自分の目で一度来院してみるのが一番です。

■ レーシック手術後の合併症や後遺症

▼ ドライアイ
レーシック手術後のドライアイは、一ヶ月程度の短期間では、約20人に1人の割合で起こるとされています。特に、手術前にドライアイであった場合やコンタクトレンズの装用期間の長い場合に起こりやすいといわれています。

なお、ドライアイでレーシックを希望する場合は、適切な治療を受けてドライアイの症状がコントロールできれば、手術が可能だそうです。

▼ グレア、ハロー
夜間に照明の光が眩しく感じるものがグレアです。また、同様に夜間に光が滲んで見えるものがハローと呼ばれています。これらは、同時に夜間の視力の低下を起こします。

手術後、時間がたって角膜の状態が安定すると、これらの症状も軽減されることが多いそうです。

▼ 術後の乱視
角膜の削り方に誤差があるときには、乱視が発生します。これは、エキシマレーザーを照射する時に照射部分がずれることが原因になります。

これを防ぐためには、高性能のエキシマレーザーの使用と執刀医の注意深さが必要になります。

▼ 矯正のしすぎ
視力だけを良くするという方針で手術しますと、(遠くが)良く見えすぎ、近くが見にくいということになることがあります。このようなことにならないためにも、事前のカウンセリングで本人の希望を伝え充分納得するまで説明を受けることが大切になります。

なお、レーシックの術後は、遠視の状態になりやすいそうですが、時間がたつと正常に戻ることが多いそうです。

▼ 数は少ないもの
この他にその数は少ないものの報告されている合併症、後遺症は次のようなものです。角膜の感染症、フラップのずれや剥がれ、フラップが濁る、角膜の変形などがあります。

この内、角膜の感染症は、以前、集団感染を起こしたクリニックがあり有名になりましたが、実績のあるクリニックでは細心の注意をはらっていますので心配の必要はないと思います。

また、フラップに関してのものは、イントラレーシックなどフラップの作成にフェムトセカンドレーザーを使用する手術では、ほとんど起こることはないといわれています。